Twitterをきっかけに知っていつか買おうと思ってた「里山奇談」と「昆虫こわい」を購入した！
それぞれ読み込んだのでレビューと言うか感想を。
昆虫こわい
昆虫こわいは、昆虫学者の丸山さんの昆虫採集冒険譚で、昆虫好きから見ればかなり面白く見られる採集記。
おぉ！と思うところや、楽しそう！、そんな危ないところに採集へ行ってるのか…とかとか。
全編フルカラーで昆虫の写真や現地の写真が載っていてとても見ごたえがある感じに仕上がってた。
少し読みにくいなと感じたところは章時系列がバラバラだったのと、写真と説明文の関連付け※の表記が薄かったくらいかな？
読むと羨ましい！楽しそう！と思う反面、ここまでの情熱を傾けられるのは凄いなあと思ってしまうのが本職と趣味の差なんだろうと思ってしまった。
しかし、とにかく良書。昆虫が好きな人には是非読んで欲しい一冊だと思う！
里山奇談
里山奇談は、cocoさん、日高さん、玉川さんという方々、生き物屋が見聞き/体験した野山の怪談奇談の短編を集めた本。
いわゆる怪談や不思議な話で、山怖に分類される話をより鮮明に生き物屋の目線から語ってる本で怖い話や不思議な話が好きな人は是非読んで欲しい一冊。
最近の雑多にある山怖話は改変創作や適当な創作が増えてしまって同じ話の繰り返しになって面白くない話が多いからこういう本は嬉しい。
また、こういうタイプの話は続巻も出しやすいだろうから今後もいい話が集まったらどんどん出していって欲しいと思うｗ